最後は火にゆだねなければならないのが、やきものの難しさであり、又、醍醐味でもある。
登り窯が使用できない近年は、電気窯、ガス窯などが主流。
本焼焼成には炉内の酸素量の多少によって、酸化焔焼成と還元焔焼成があり、求める味によって選択する。
1.ガス窯の窯詰め。
還元焔焼成の際に使用する。無駄のないように、また窯の構造・炎の加減を考慮しながら製品をつめていく。
2.台車に積み上げられた製品を窯に詰める。
扉を閉めて点火。
3.電気窯の窯詰め。
安全で効率も良く、素焼・本焼共に大抵の焼成はこれで行える。